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(MAKIHARAside)
 
「はう〜っ! 遅刻ですゥ!!(泣)」

突然の指名を受け、教員の欠員補助に学院へとやってきた主人公、槙原 渉。
「何があっても生徒を信じる」
過去の小さな事件からそう心に決め、新しい生活へと向かう。
しかし、夢に見た教師生活は槙原の想像していたものとは違い、
作業の様に生徒に接する教師や、教師を必要としない生徒を目の当たりにして落ち込む。
そして、同僚からの忠告めいた助言。
「本当に幽霊棟で暮すつもりですか?」
 
 
「みんなのばか! いじわるッ!」
 
槙原が暮らす事となる教員寮、無気味な宿舎――通称幽霊棟には先客がいた。
不穏な噂の付きまとう、5人の女生徒たち。辻村、茅、久保谷、白峰、和泉。
大人びた彼女たちの、大人への軽蔑と、時折垣間見える子供らしい一面に槙原は戸惑う。
そして、数カ月前に起こった不幸な水難事故――
遺体の上がらない、呪われた少女「御影清史子(みかげ・せしこ)」の死。
そんな中、図書室で手にした一冊の本に息を飲み、
槙原は学院へやって来た意味を知ることとなる。
 
 
 
(TSUKUIside)
 
「寮暮しなんて、お兄ちゃん許さないぞ!!」
 
両親の離婚以来ほとんど顔を合わせることのなかった妹の死。 
週刊雑誌の記者、主人公の津久居賢太郎は、 
疑問の多く残るその事故に、ある日一通の手紙を受け取る。 
その手紙が妹・清史子を示しているのはすぐにわかった。 
悪戯ならばなおさら許せず、妹の通っていた学院へ調査にやって来た賢太郎は、 
校内に不審な影を見付け…… 
 
――直後、何者かに強く殴られて、意識を失う。 
 
 
「俺の事は『お兄ちゃん』とでも呼んでもらおうか」
 
目を覚ます場所は真闇。
視界と口を塞がれ、手足も拘束され、身動き一つ取れない。
冷えた床に、複数の人の気配。続く、軽薄な会話。
目隠を取られても薄暗い、そこは光の遮断された空き部屋だった。
妹と同じ制服を着た5人の学生が、軽蔑を伴って賢太郎を見下ろす。
「あんたは死んでると思ってたわ。……ようこそ、津久居賢太郎の墓場へ」
なぜ自分が拘束されているのかも分からないまま監禁が続き、
苛立ちと焦躁から、心身共に疲弊していく。
果たして薄暗い空き部屋の檻から逃げ出すことはできるのか……
清史子の死の影に佇む、5人の女学生の目的とは?




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