「僕に構わないで」
英語教師。 幽霊棟と呼ばれる教員寮に住んでいる。 教え子に刺された過去がある。 穏やかで明るい教師だったが、最近、暗く冷たい表情を見せるようになり……。
「……………」
内気で無口な高校生(と化した)学生。 槙原の変貌について何か知っている様子だが、 重く口を噤んでいる。
「俺にも話せないのか」
学生小説家。 傲慢で横暴な選民意識の強いインテリぶりを、 優しさの方へ発揮して、無理矢理心をこじ開けようとする。
「人を憎んでもいいですか?」
生徒会長。 素直で素朴な一面と、感情を抑制できない激しい一面がある。 別人の槙原の影響で、見ない振りをして来た命の恩人に対する葛藤が蘇り始め、 不安定になる。
「先生、辞めたりしないで……」
高校生。生誕劇の聖母役だった。 槙原にかかわりのある生徒と面識がある。 その義務感と、気落ちした友人を見かねたことから、 積極的に立ち回ろうとするが……。
「やっぱり、僕も許せない」
高校生。自殺未遂疑惑がある。 大人しそうな外見を裏切る過激な行動派。 槙原がかわいそうになってひいき気味になり、仮想敵に対して攻撃的になる。
「お願いがあるんですけど」
槙原の甥。 将来の相談のために槙原の元を訪れた。 一見、礼儀正しそうな素直な少年だが……。
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